そもそもSEOって何ですか?
キーワードの選び方ってどうやるんですか?
この記事では、このような疑問にお答えします。
✅本記事の内容
・SEOキーワード選びの基礎
・キーワードの種類と特徴
・キーワード選びのポイント
・キーワードツールの活用法
SEOキーワード選びの基礎
SEO(Search Engine Optimization)の基本概念
SEOとはWebサイトやコンテンツを検索エンジンに対して最適化することです。検索エンジンはキーワードを利用してユーザーの検索意図に適した情報を提供します。
そのため、キーワードの選び方はSEOの成果に直結するんですね。
SEOキーワードとは?
SEOキーワードとは、検索エンジンの最適化(SEO)の観点から、
Webサイトに取り入れるべきキーワードのことです。
自分がターゲットとしているユーザーの検索意図やニーズに合わせたキーワードを選ぶことが重要になります。ユーザーが特定の情報を求めている場合、それに適したキーワードを使用することで検索エンジンでの表示順位を上げることができます。
例えば、あなたがおもちゃの専門店を経営しているなら、「雑貨屋」というよりも「おもちゃの専門店です」と表現した方がより具体的なユーザーへ伝わります。
これは検索エンジン(SEO)でも同様で「おもちゃ」「専門店」といった具体的なキーワードがWebサイト内に組み込まれていることで「これはおもちゃの専門店についてのWebサイトなんだな」と判断できるようになります。
その結果、他のユーザーが検索エンジンで調べたときに表示されやすくなるのです。
キーワードツールを活用する
キーワードツールとは、そのキーワードの競合度や検索ボリュームなどの情報を提供してくれるものです。
キーワードツールを使って検索ボリュームが高いキーワード見つけることで、効果的なコンテンツ戦略を立てることができます。
また、競合他社のWebサイトやコンテンツに使用されているキーワードを調査することで、競合状況やマーケットの動向を把握することもできるんですね。
そのため、キーワード選びはSEOの成功に欠かせない要素となります。
キーワードの種類と特徴
ショートテールキーワード/ロングテールキーワード
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ショートテールキーワードとは
ショートテールキーワードは、比較的短い単語やフレーズで構成されるキーワードです。一般的には1〜3つの単語からなり、非常に一般的で広範な意味を持つことが特徴です。
例)
・旅行
・健康
・レシピ
・コンピュータ
・映画
・ファッション
ショートテールキーワードは人気があり、多くの人が検索するため、競争も激しい傾向があります。そのため、ショートテールキーワードに対する上位表示を狙う場合、強力なSEO戦略やコンテンツ戦略が必要となります。
ロングテールキーワードとは
ロングテールキーワードは、長いフレーズや文で構成されるキーワードです。一般的には『3つ以上』の単語からなり、具体的なトピックやニーズに焦点を当てたキーワードです。
ロングテールキーワードは、ショートテールキーワードと比較して検索ボリュームは低いですが、より具体的な情報やニーズを反映しており、ユーザーの意図により適切に対応することができます。
例)
・東京から大阪への格安新幹線チケット
・ベジタリアン向けの簡単なベジタブルレシピ
・ゲーミングラップトップの比較とおすすめ
・低血圧の自然な対処法と予防方法
・夏休みに家族で楽しめるアウトドアアクティビティのアイデア
ロングテールキーワードは、特定の質問やニーズに対応するコンテンツを提供する際に非常に有用です。また、競争が低く、ユーザーの意図にマッチするため、トラフィックを獲得するチャンスがあります。特に、ウェブサイトやブログが新しく、ショートテールキーワードでの上位表示が難しい場合には、ロングテールキーワードを活用することで有機的なトラフィックを増やすことができます。
競合性と検索ボリュームのバランスという観点から言いますと、ショートテールキーワードは一般的に競合が激しく、検索ボリュームも高い傾向にあります。
一方、ロングテールキーワードは競合が少なく、検索ボリュームも低い傾向にあります。キーワードの選び方では、これらの特徴を考慮し、自社のターゲットユーザーに合わせたバランスを見つけることが重要となります。
キーワード選びの手順3STEP
STEP①:狙いたい市場(「単体」キーワード)を選ぶ
まずは狙う市場を決めますが、これはブログの方針によって大きく変わります。
もし、僕のブログ「Webナビっ!」でしたらブログノウハウやWebマーケティングに関する市場を狙うことになります。
もし、まずこの狙いたい市場が決まらない場合は、
ASPから案件が多い市場を狙って記事を書くことをおすすめします。
ASPについてまとめた記事を貼っておきますのでぜひ参考にしてください↓
STEP②:キーワードの候補を出す(ツールを使う)
キーワードが決まれば、次は関連キーワードの候補をどんどん出していきましょう。
ここでおすすめなのが「ラッコキーワード」です。
赤枠部分に自分の調べたいキーワードを入力します。
「転職」の市場はめちゃくちゃ大きいので例として取り扱います。
するとこのように。
大量の関連キーワードが抽出されます。
※転職の魔王様はこの時期に放送されていたドラマです笑
ラッコキーワードは非ログイン時の利用が1日5回の制限があります。
メールアドレスで無料でできますので事前に登録しておきましょう。
STEP③:検索ボリュームを調査
続いて取得したキーワードの検索ボリューム(検索数)を調査します。
検索ボリューム調査=読者ニーズ調査
のイメージで大丈夫です。
今回はGoogleキーワードプランナーを使って検索ボリュームを調べていきます。
Google広告はGoogleアカウントが必要なので
持っていない方は作っておきましょう。
「ツール設定」→「キーワードプランナー」の順にクリックします。
「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリックします。
そうしたら先ほど使ったラッコキーワードに戻ります。
「全キーワードコピー」をクリックします。
もう一度キーワードプランナーに戻り、コピーしたキーワードを貼り付けてください。
貼り付け終わったら「開始する」をクリックします。
すると下記の画面が表示されます。
赤枠部分が今調べている「検索ボリューム」となります。
有料広告を出さない前提ですので、このようにざっくりとした数値が表示されています。有料広告を出すと細かい数字まで把握できます。
データを整理するためにこちらをダウンロードして整理していきます。
CSVファイル(エクセル)またはスプレッドシートでダウンロードできますのでお好きな方でダウンロードしてください。
※今回はスプレッドシートでダウンロードします。
ダウンロードしたスプレッドシートを開くと下記のように表示されます。
青くなっている部分が「月間検索数」となりますので、キーワードとこれ以外は削除しても構いません。
※仕様上、少数点まで表示されます。
✅不要なワードは削除してOK
ここでいう不要なワードとは、
・検索ボリュームが50以下のキーワード
・サイトのジャンルや方針に合わないもの
これらのキーワードは除外し、残ったキーワードから優先順位をつけて記事を執筆していくとSEOで評価の高いサイトとなります。
キーワードツールの活用法
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キーワードツールは先ほど説明した
以外にもあります。
下記の記事内にある「ブログ集客におすすめのツール8選」
にまとめてありますのでぜひ参考にしてください↓
まとめ:キーワード選定でコンテンツの質が決まる
以上、キーワード選びのポイントや方法について解説させていただきました。
ブログを始めたばかりの方は慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、
粘り強く作業を進めてください。
SEOはみんなが当たり前のようにやっていることですが、
非常に奥深いものです。
きちんと選定しコンテンツ制作できれば必ず成果に繋がりますので
正しい方法で進めましょう。